萩原一颯さん 研究発表

群馬県前橋市 中学1年生 萩原一颯(はぎわらいぶき)さん 研究テーマ:モンガラカワハギ

研究対象:モンガラカワハギ

応募動機:自分が知らなかったことを実際に研究して、その中から自分の見分をもっと深めたいと思った。魚を採取している時に、岩の隙間に入った魚が、離れた場所から出てきたりして、地下迷宮みたいで面白いと思ったので、3Dで海底の地形を再現してみたい。

これまでがんばったこと:ボードゲームを作っている。最近コロナ禍もあり漁業がけっこう落ち込んでしまっているが、そういうゲームを通して漁業について知ってもらったり、漁師さんの体験とかをしてもらいたいなと思って作った。

魚研究ノート:魚を研究してノートにまとめている。

3D作品の制作でこだわったこと:ひれを波立たせて泳ぐひれの様子。トゲのような背びれ、普段は寝かせて背中に密着させているが、敵から逃げるときや、眠るときは背びれを立てて岩などにひっかけるので、特徴としてこだわった。

感想:たくさんの人にモンガラカワハギの特徴や生態を知ってもらえて嬉しいです。

将来の夢:大好きな魚、特にマイナーな魚を多くの人に広める研究者や、医者になって、たくさんの人を救える人になりたい。自分の夢をあきらめないで追いかけられる人になりたいです。

担当講師・村瀬先生より:観察眼が鋭いですね。まず、魚を形から立体的にちゃんと見ている。行動を見て、生態を見て、色彩、そして骨が見えるように3D作品を作りましたね。私は最近、宮崎県で図鑑を作りましたが、萩原くんの作った骨格が分かる作品は素晴らしい。魚ごとに一種類ずつ骨の見える3Dの標本を作れれば良いなと思いました。

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