冨田蓮さん 研究発表

神奈川県横浜市 中学2年生 冨田蓮(とみたれん)さん 研究テーマ:ヒトデ

研究対象:ヒトデ

過去がんばったこと:小学三年生の夏休み「ショウジョウバエに効くコバエ取り」の研究に取り組んだ。記録の際に初めて「動機→仮説→実験→結果→考察」の流れを体験した。

好きなもの:ズーラシアの近くに住んでいて、生き物の絵を描くのが好き。小さな頃からカエルが大好き。同級生に広めるべくイラストを描いていて、伝えたいパワーは誰にも負けない。

研究対象を選んだ理由:幼稚園時代に出かけたショッピングモールでヒトデを観察した。体が切断されても動く様子に衝撃を受けた。切られたヒトデの個体は自我をもつのか、調べたい。

研究で発見したこと:消化器官の構造。普段、体内に格納されている胃を反転させ、体外に出して消化する。貝や死んだ魚などを食べる。

こだわったこと:管足(ヒトデの口側にたくさんある袋状の足)の面白さを表現した。管足とつながっている水管を広げたり収縮させたりすると、管足が縮んだり伸びたりして歩くことができる。

3Dでやってみたいこと:学校で研究中のモデルロケット競技(ロケットの飛距離を競う)で3Dプリンターの技術を活用したい。

感想:とっても楽しくて参加できて本当によかったです。はじめは、海のことも3Dのことも詳しくない状態で参加しましたが、3Dで研究したヒトデが作れるようになったり、他の生物のことも知れてとても勉強になり、充実していました。

将来の夢:私は小さいころから色々なところに連れて行ってもらったから生き物に興味をもてました。子どもにも大人にも、生き物の面白さに興味を持ってもらえる仕事がしたい。人々に分かりやすいように、自分のやりかたで、多様性について皆に理解してもらい、(人間だけではなく)誰もが気持ちよく暮らせるようにするのが夢です。

担当講師・吉本より:ヒトデの内部構造をしっかり表現しただけではなく、中学生のうちから3Dプリンターの活用方法を思いついていたり、エントリーの段階で既にキノコバエの研究を論文形式で書いていたり、冨田さんの将来が本当に楽しみです。

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