長田健吾さんインタビュー

東京都 中学1年生 長田 健吾(おさだ けんご)さん 研究テーマ:ハコフグ

僕は小さい頃から魚をはじめとする海洋生物に興味があり、
小学校低学年の時に霞ヶ関のイベントでさかなクンを見て「こうなりたい」という強い憧れを持ちました。
また、2020年にオンラインで海洋学者の 鯉渕幸生 先生の講義を受けた事をきっかけに、海洋プラスチック問題についても興味を持ちました。

海洋に興味を持つきっかけになったさかなクンとの写真

ハコフグを研究対象に選んだ理由
僕の敬愛するさかなクンがいつも帽子として身につけているハコフグにずっと興味があり、いつか研究してみたいと思っていました。
また、今回の3Dという技術をうまく使って研究ができそうで、やりがいがとても感じられる生き物だと思いました。
環境によって進化してきた生物の今を3Dとして後世に残していくことは後々の海洋研究にとっても必要な事だと思うので、それを自分の手で行える今回のチャンスにワクワクしています。

海の環境問題について思うこと
学校内の課題研究の校内コンペで海洋生物やマイクロプラスチックなどによる環境問題について研究を行なっています。
マイクロプラスチックゴミについて2020年のNHKの番組で僕がさかなクンに質問した内容が取り上げられました。
その後も九州大学の磯部篤彦先生による本「海洋プラスチックごみ問題の真実」を読んで、僕の年齢でも出来る事をしたいと思い「グリーンバード」というNPOで街のゴミ拾いなどのボランティア活動に時々参加しています。

8月に行われた海洋合宿の感想
磯採集と釣りが特に印象に残っています。
たくさんの生物と触れ合う機会があって普段、東京の生活では出来ない経験をたくさんする事が出来ました。
楽しかったので今後は自分でも是非やってみようと思います。

今後の展望
生物はなぜこの形になったのだろうなど不思議に思うことがたくさんあるので、それらをたくさん勉強する事で理解して
もしかしたら次はこうなるのではないか、と予想したり海洋生物が棲みやすい新しい環境をつくれる様な人になれたらな、と思います。
ハコフグの研究を通して生物の姿の秘密や環境問題について密接に調べ、いつか大好きな海洋生物を守る海洋学者になりたいです。

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