小柳遥雅さんインタビュー

神奈川県 中学1年生 小柳 遥雅(こやなぎ はるま)さん 研究テーマ:ラブカ

七歳の頃に国立科学博物館の深海生物展で深海生物の魅力を知りその生態について興味をもちました。
また、宇宙と同じくらい不思議が多い深海に関心を持つ人が少ないことに疑問を感じました。
ぼくは遠くの宇宙より近くにある海の方がはるかに魅力を感じます。
将来は海に関する仕事をして、深海生物の魅力をたくさんの人に伝えることが目標です。
海や深海の魅力を多くの人に知ってもらえれば海の環境問題の改善などについて取り組む人が増えると思います。

ラブカを研究対象に選んだ理由
これはラブカに限ったことではありませんが、深海生物の生態について特に興味があります。
なぜ、そのような形になったのか、どうやって生き残ってきたのかなどを研究したいです。

合宿で漁港の人から頂いたナヌカザメを標本化し、3Dプリンターで自ら台座を制作

現在頑張っている事
小学3年生からスタディーノとスクラッチを使ったロボットプログラミングを勉強しています。
今はパイソンを勉強しています。
パイソンはプログラミング言語のひとつでロボットなどへ指示を出す事が出来ます。

8月に行われた海洋合宿の感想
これまで図鑑や教科書を見た時に鯨は25mプールでも足りないサイズである事はわかっていましたが
一日目に訪れた鯨資料館の骨格標本を見て身を持って大きさを体感する事が出来て、改めてその大きさに驚きました。
また二日目に釣りをした時、初めての釣りだったにも関わらず、イワシを3匹も釣る事が出来たのが嬉しかったです。

今後の展望
いつかしんかい2000に乗ってみたいです。
水族館の深海コーナーで水圧で物が縮んでいく実験を見た時にすごいけど怖いと思ったのを覚えています。
そんな暗闇の世界にもぐるしんかい2000などの探査機はとてもかっこいいと思います。
また、深海生物を3Dで再現して、見て触れる3D水族館を作ってみたいです。

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