齊藤なつみさんインタビュー

神奈川県 中学3年生 齊藤 なつみ(さいとう なつみ)さん 研究テーマ:カブトガニ

私には「自分のロボットを作りたい」という夢があります。
紙やモーターなどで簡易的なロボットを作ることはできますが、それだと壊れやすく実用性に欠けるので
精密で丈夫なロボットを作ってみたいです。
その為には3Dモデリングの技術を学んでいくことが必要だと思いました。

カブトガニを研究対象に選んだ理由
カブトガニを「ダーウィンが来た」で見て以来好きになり、カブトガニの体の仕組みなどに興味を持ちました。
2億年前の他の生物は絶滅してしまったのにカブトガニだけがその姿のまま生き残っていることに魅力を感じます。
もし2億年前から自然に適した体を持っていて、あまり変化していないのだとしたら、その自然に選ばれた体を詳しく調べてみたいと思いました。

現在取り組んでいること
プログラミング言語に興味があり、ロボットを動かしたりしています。
過去には部活のICT研究会の先輩と『kibo robot programming challenge』に応募し、Javaでプログラミングをしました。
現在はJavaとC言語の勉強をしています。

8月に行われた海洋合宿の感想
他の研究生と話す機会が少なかったですが、三日間通して一緒に勉強をすることで打ち解けられる関係になったと思います。
釣りでは私は釣ることができませんでしたが、周りの皆が釣った魚を捌いて食べることが出来たのが楽しかったです。
印象に残っているのは、鯨の授業で捕鯨をする時に使う捕鯨砲の仕組みに驚きました。

今後の展望
私の将来の夢は、世界で人々を助けられる仕事をして、仕事の中で3Dやプログラミングなどの技術を道具として使うことです。
近い未来、どんな職業でもこれらの技術を使いこなせることは、とても大きな強みになると思います。
AIの進化により、未来の職業の減少が懸念されていますが、置き換えられる職業以上にこれまでにない新しい仕事が生まれるという意見もあります。その為の目標として、3Dの技術を使いこなしてロボットを自分で設計しプログラミングで動かせるようになりたいです。

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