齊藤 なつみさん【研究発表】

神奈川県 中学3年生 齊藤 なつみ(さいとう なつみ)さん 研究テーマ:カブトガニ

■研究対象を選んだ理由

「ダーウィンが来た!」を見てから興味をもったことがきっかけです。生きた化石とも呼ばれますが、長い間生きてきて、先祖からずっとあまり進化をしていないで生きてきたことに魅力を感じました。

■カブトガニの特徴

カブトガニは「カニ」の仲間ではなく、クモやサソリに近い生物です。
絶滅危惧種Ⅰ類に属し、生息地は日本などの東南アジア。瀬戸内海や九州北部などに生息しています。

カブトガニの血液の血球中の特性には、グラム陰性菌のエンドトキシンに反応してゲル状に固める「アメーボサイト」と呼ばれる反応があります。その性質を利用して、医療にも使われています。ただ採血できるほど個体が残っていないのが現状です。

カブトガニが絶滅してしまった場合、カブトガニを食料としている鳥たちも絶滅する可能性が危惧されています。
カブトガニの臓器が特徴的だったので、内部構造がわかるように3Dモデルを作りました。

2億年前から進化していないということは、2億年前に新たに進化する必要がないほど環境に適した体を確立していたということです。

■今後の展望

私はこれからも、色々なことに興味を持ちながら、挑戦してみたいです。CGなどに特に興味があるので、がんばっていきたいです。お世話になったみなさま、本当にありがとうございました。

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