渕 碧仁さんインタビュー
東京都 中学2年生 渕 碧仁(ふち あおと)さん 研究テーマ:オウムガイ
海洋生物は人間が生きる事が出来ない海の中で生きている生物という時点でまず興味を持ってしまいます。
地球表面積の約70%を占める海の中は、簡単に覗く事が出来ない未知の世界です。そして大地に立ち、足や羽で移動する陸上の生物とは異なり、浮く・泳ぐが基本で、海流・水温。・深さ・海底の特料などに応じた種類や多様性がさらなる興味を引き立てます。
オウムガイを研究対象に選んだ理由
昔アンモナイトが大好きでした。そして、アンモナイトについて調べていたときにオウムガイに出会いました。オウムガイはアンモナイトに似ていて、アンモナイトよりも弱かったとされているのに、現代になっても姿形をほぼ変えずに深海で生き延びている事を知り、弱いのに生き延びる事が出来ている理由は何故なのか?、と興味が湧いたことが好きになったきっかけです。オウムガイの体のつくりや殻の中のつくりを学び、それからどのように生きているのか、生き延びてきたのか、もっと深く知りたいと思っています。
小学6年生の時から始めたUnityの勉強
いつか海と海の私物が泳ぐVR世界を作ってみたいと思い、Unityの勉強をしています。
小学6年生の時から週1回のオンライン講座を受講していますが学校で習っていない計算(サイン・コサインなど)が出てきても参考文献を探して暗いつき、利用できるようになってきました。講座が終わっても復習を行うなど、自分なりに進めてみたりしています。
派手なことではありませんが、コツコツ積み上げることを頑張ってやっています。
8月に行われた海洋合宿の感想
最初はガチガチでなかなか周りのみんなと距離が掴めずいましたが、最終的には今いる仲間達と打ち解けて楽しく話せるようになって嬉しいです。授業では魚の分類などを勉強し特に自分が印象に残っているのは歯クジラとヒゲクジラの分類についてです。
同じクジラでも鼻の数が違うという事に大変驚きました。
また釣りが特に楽しく、たまたまカタクチイワシの群れがきてくれたので釣れたのが嬉しかったですし、釣った魚を捌いて食べたお刺身はとてもおいしかったです。
今後の展望
魚や地形、泳ぎ方などを3Dでモデリングして僕が現在勉強しているUnityに取り込み、
魚や海洋生物の泳ぐ空間をプログラムして作成し誰でも訪れることが可能なバーチャルの水族館がつくれるようになりたいと思っています。
UnityやUnreal Engineなどを使ったゲームやメタバース環境を通じて人々がつながる時代がさらに加速すると言われている今だからこそ、やってみたいと強く思います。
入学式での自己紹介の様子はこちら