山口修平さん【二期生中間インタビュー】

■研究対象 オニダルマオコゼ

ーオニダルマオコゼの魅力を教えてください

 オニダルマオコゼはとても強い神経毒を持っていて、見た目が岩に似ているので岩に擬態して近づいてきた獲物を強力な毒を使って仕留めます。ハブの30倍くらいの毒があるんですよ、結構威力も強くて、ゴム底の靴とかを貫通しちゃったりして。結構危険な生物でそういうところがすごいなと思ってこのテーマにしました。

ーオニダルマオコゼを知ったきっかけは何ですか?

 すごい恐ろしい生物がいますよ、とテレビでやっているのを見て知ったのがきっかけです。

ープロジェクトのここまでの感想を教えてください

 このプロジェクトを受けてなかったら今後体験できなかったようなこともたくさん学べて、例えば3Dスキャナーとかで実際に物をスキャンしてみて3Dデータにしてみるとか。吉本先生とか中村先生とか海洋についてと3Dについての今まで知らなかった事について詳しく知る事が出来て、とても充実してて楽しいなと思います。

ーペンタブレットの感想を教えてください

 今までペンタブレットって存在をそもそも知らなかったんですよ。聞いた事はあったんですけどどういうものか全く知らなくて、(プロジェクト開始時に)ペンタブレットが支給されますっていうのを知って、実際に支給された時にパソコンと接続してマウスみたいに操作ができるっていうのを知ってすごいなと思って。マウスとかだと微調整とか難しいですよね、ペンタブレットだったらペンを実際に動かすんで今まで紙とかで書いたようにそれと同じような感覚でパソコン上で絵を描いたりとか。今は僕たち3Dについてやってるので3Dデータを実際にペンで作りたい形のように書いたりとかペンタブレットでできるのでとてもすごいなと思います。

ー3Dプリンターを使ってみてどうでしたか?

 僕の学校に3Dプリンターがあるんですよ、もらった3Dプリンターとはちょっとサイズが違うやつなんですけどそれが学校に置いてあって僕の学年の5、6人くらいが僕はドローンとかでその友達に紙飛行機とかあと建築とかそういう工作というかモノづくり系のことを好きな人が多くて学校で備品作りとかをみんなでやってたり実際に3DCADを用いていろいろ設計してそのモノを出力するっていうのをやってたんですけど、それで実際に3Dプリンターが家に来た時にやってみたら作りたいものをパソコンに設計したものがちゃんと出力できて今までは手作業でプラ板を加工してたりしたんですけどプリンターを使えば自分の作りたいものを設計すれば実際にそれを機械が自動で作ってくれて細かい単位まで設計をしてくれるっていうのが本当にすごいなと思います。

ーお気に入りの作品とそのこだわりを教えてください

 色々作って全部好きなんですけど特に思い入れがあるのがこの3つで、1つ目が「パスケース」なんですよ
この中に学校のスクールバスの定期券とかPASMOとか入ってて(中略)修学旅行行くんでPASMOとかなくしちゃうと危ないんでこういうケースを作りました。


2つ目が「ボールベアリング」っていうんですけど、こうやって回るやつでハンドスピナーとかに使われてるやつなんですけど、これは摩擦を減らしてくれて例えばここの内側部分が回った時に普通のものだったらこれ一緒に回っちゃうじゃないですか。でもこれ中に小さい玉があって玉が回転することでこの回転を受け流してくれるというか
(中略)工作とか工学とか、機械とかで用いられている部品を実際に3DCADで設計して作ってみました。


これが3つ目なんですけど、僕の趣味がドローンなんですけど僕は電子工作とか工作系が趣味で今はドローン作りをやってるんですよ。以前はプラ板とか工作用紙とかを用いてドローンの機体本体パーツ、、そのモーターとか他のパーツとかをくっつける骨組みの部分をプラ板で作ってたんですけど(中略)
今はCADソフトで設計したものを提供された3Dプリンターで印刷して製作しています。

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